会場:新潟市鳥屋野総合体育館

五段合格者
地蔵堂剣士会 村山まみこ (27)
吉田剣道連盟 樋口 倫賢 (39)
小須戸剣道連盟 武田 峰和 (45)
亀田剣道連盟 今井 亮 (49)
新潟市剣道連盟 小林 初男 (60)
新潟市剣道連盟 末武 敏明 (63)
四段合格者
地蔵堂剣士会 村山ひなこ (22)
警察剣道連盟 早川 郁也 (22)
警察剣道連盟 原田 真宏 (22)
新潟市剣道連盟 椎名 武史 (34)
亀田剣道連盟 芳賀 真巳 (46)

審査段位  初段〜五段    受審者総数   71名 

合格率   52.1%

受審概況

初 段   受審者   14名   合格者   13名   不合格者      1名   合格率    92.8%
弐 段   受審者   11名   合格者   10名   不合格者      1名   合格率    90.9%
参 段   受審者     6名   合格者     3名   不合格者      3名   合格率    50.0%
四 段   受審者   18名   合格者     5名   不合格者    13名   合格率    27.7%
五 段   受審者   22名   合格者     6名   不合格者    16名   合格率    27.2%

【寸  評】

  令和元年度最初の昇段審査会が、実施されました。

 例年通り、この時期は初弐段の受審者は少数でしたが、気力の充実した実技を皆さん披露していただきました。

 初・弐・参段につきましては、「基本を修習・修得・修錬し」となっておりその観点から、正しい切り返しが身についているかが最低限の条件です。「守(基本)・破(応用)・離(創造)」の「守」です。さらに弐段・参段につきましては基本に裏付けされた対人技能が身についてきているかが加味されます。

 四・五段は、「基本と応用を修熟し・錬熟し」ということで、「破」の段階です。基本を身に着け更に修錬を加えた上での対人技能・応用技能が身についているかが評価の対象となります。いわゆる理合に則った技が出せているかです。そこに日本剣道形を学ぶことの重要性が出てきます。

 なお、残念ながら今回、形で4名(二段1名・四段1名・五段2名)の方が不合格となりました。基本は「木刀による基本技稽古法」で、理合は「日本剣道形」を通して学んでいただき正しく強い剣道を身に着けていただきたいと願っています。今後の更なるご精進を期待しています。

審査委員長 加藤 治