会場:長岡市市民体育館 武道場
五段合格者
上越市剣道連盟 | 小川夕太朗 | (24) |
上越市剣道連盟 | 井部 真吾 | (27) |
新潟市剣道連盟 | 廣川 明 | (38) |
四段合格者
三島剣道連盟 | 吉田 和弘 | (21) |
糸魚川剣道連盟 | 山岸 将也 | (24) |
地蔵堂剣士会 | 珊瑚 勇樹 | (36) |
長岡剣道会 | 長谷川たか子 | (62) |
▷ 審査段位 初段〜五段 受審者総数 54 名
合格率 77.7%
受審概況
初 段 | 受審者 12名 | 合格者 9名 | 不合格者 3名 | 合格率 75.0% |
弐 段 | 受審者 17名 | 合格者 17名 | 不合格者 0名 | 合格率 100.0% |
参 段 | 受審者 10名 | 合格者 9名 | 不合格者 1名 | 合格率 90.0% |
四 段 | 受審者 8名 | 合格者 4名 | 不合格者 4名 | 合格率 50.0% |
五 段 | 受審者 7名 | 合格者 3名 | 不合格者 4名 | 合格率 42.8% |
内 訳
初段 1名
▷ 実技について
初段から五段までの昇段審査会ですが、各段とも受検者が少ないのではないかと思われました。懸念してまいりました切り返しにつきましては、初段から五段まて゛概ね良好でした。初段、二段受験者にあっては、ゆっくりと大きく正確に、伸び伸びと刃筋正しく行うことが望ましいのです。初心者も熟練者も欠かすことのできない稽古法なのです。日ごろから正しく行うように心がけましょう。
正しい切り返しのねらいは、剣道の「構え(姿勢)」、「打ち(刃筋や手の内の作用)」、「足さばき」、「「間合の取り方」、「呼吸法」さらに「強靭な体力」や「旺盛な気力」などを養い「気剣体一致の打突」の習得をねらいとしているのです。いわゆる剣道の土台づくりです。
新潟会場での寸評でもふれましたが、蹲踞や立ち合いの時、開始線から足が出ている人がいました。注意しましょう。気剣体一致の打突は必修です。
▷ 剣道形について
初段で不合格者がありました。昇段審査の為の形稽古でなく、普段の稽古に形稽古取り入れることによって、調和され一層剣道が楽しくなります。お勧めします。
三段、四段、五段合格者は指導的立場になります。このことを踏まえて、さらなる研さん努力をお願いいたします。
▷ 学科試験について
事前記載方式でありましたが。全員合格でした。
▷ その他
カザフスタン共和国から4名(2段2名、3段2名)の受験者がありました。立ち合い、剣道形は余りあるものがありました。自国で剣道を振興していただければと願っています。
長岡剣道会の先生方には受検生を的確に誘導していただき、無事審査を終了することができました。この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
審査委員長 遠山正宣