日 時:令和6年6月30日(日)
会 場:上越市 「謙信公武道館」
上越市戸野目古新田375
講 師:
山田義雄先生教士八段
吉田 仁先生教士七段
直原 幹先生教士七段
高嶋純一先生教士七段
受講者数:61名
令和6年度 指導者講習会(上越開催)講評
令和6年度新潟県剣道指導者講習会を謙信公武道館において61名の先生方のご参加を頂き行いました。午前中は山田主任講師と直原講師による日本剣道形の講習を行い、午後からは高嶋講師と私で木刀による剣道基本技稽古法と剣道具を装着しての実技講習を行いました。本年度からは日本剣道形と木刀による剣道基本技稽古法を1日で行う形になりました。山田主任講師から参加された皆さんの技量が確実に向上しているとのお話を頂きました。皆さんの日頃のご努力と定期的かつ継続的な講習会の開催が実を結んでいる結果であると思います。特に山田主任講師から示範頂いた一拍子の打ちに近づけるように修練していきたいものだと私も痛感しながら帰途につきました。講習会でも申し上げましたが、皆さんの修行のみならず子供達への指導に大いに生かして頂きたいと思います。
講師と審査員の先生方の元立ちによる指導稽古で終了しましたが稽古を拝見させて頂いて、残心が疎かになっているため次の攻めが遅くなる場面が散見されました。有効になるならないにかかわらず打突の刹那には身構え気構えを瞬時にとり気を切らずに稽古を継続して頂きたいと思いました。これから気温が上がりますので熱中症には充分に気を付けられ、水分補給と休憩に気を配りながら稽古に励んで頂きたいと思います。
最後にお手伝い頂いた上越市剣道連盟の先生方に心より感謝を申し上げまして講評とさせて頂きます。
審査・講習委員長
吉田 仁