【合格者】剣道四・五段審査 長岡(2020/11/08)

会場:長岡市民体育館 武道場

受審概況

審査段位 初段〜五段    受審者総数 163名 

合格率  74.8%

初 段  受審者     76名  合格者     69名  不合格者    7名  合格率    91%
弐 段  受審者     43名  合格者     37名  不合格者    6名  合格率    86%
参 段  受審者     25名  合格者     10名  不合格者  15名  合格率    40%
四 段  受審者       9名  合格者       2名  不合格者    7名  合格率    22%
五 段  受審者     10名  合格者       4名  不合格者    6名  合格率    40%

◾️ 五段合格者

上越市剣道連盟 内藤 奈央 (27)
上越市剣道連盟 内藤 真澄 (27)
栃尾剣道連盟 剣持 直人 (31)
長岡剣道会 安藤 弘顕 (47)

◾️ 四段合格者

魚沼市剣道連盟 星 麻衣 (42)
長岡剣道会 嶋 節子 (54)

 

【寸 評】

 (長岡会場)  審査委員長 加藤 治

 全剣連のガイドラインおよび長岡剣道会ガイドインに沿って、新コロナウイルス感染拡大予防に十分配慮し無事審査会を実施することができました。改めまして主管の長岡剣道会に感謝申し上げます。

 当日は、長岡市施設利用ガイドにより、換気を十分に実施しなければならず、道場下窓及び出入り口を開放した状態で実施致しました。審査会場には、受審者のみとし引率者および保護者の皆様には、ギャラリー・ロビー等で待機していただきました。合わせてご協力に感謝申し上げます。

 今回も、午前(二審査場):初・弐段、午後(一審査場):参・四・五段の入れ替えで実施致しました。

 実技審査におきましては、初段で七名、弐段で二名の不合格者が出ました。正しい切り返しによる基本に則した打突ができていないため、機会をとらえた踏込み打突が身についていないことが大きな要因となっています。また、参段は切り返し・打ち込み稽古により獲得された手の内の冴え・打突の鋭さが身についていなければ、機会をとらえた的確な打突ができません。基本を身に着けることは、指導者の責任と考えます。師弟同行、指導者の責任においてしっかりとした土台作りをお願い致します。

 なお、「正しい着装と礼法」も審査の着眼点となっています。特に面ひもの結束の位置が上過ぎる受審者が見受けられました。「物見(通常、横鉄の六本目と七本目の間)」の反対側の位置で結束してください。安全面からも励行してください。

 四・五段は、「基本と応用を修熟し・錬熟し」ということで、いわゆる理合に則った技が出せているかです。立会では、「後の先」を狙うのではなく、「先の気位」で相手と対処し、正中線を支配し(中墨を取り)、触刃から交刃の間合に入り、相手の「心」と「体」と「術(技・動作)」の変わり際に起こる「きざし」を捉えて技を施すか、相手の仕掛けてきた技に適切な応じ技を施しているかが評価の分かれ道です。「先々の先」を捉える稽古を積み重ねてください。

 残念ながら今回も、形で5名(弐段4名・四段1名)の方が不合格となりました。特に、太刀の四本目、仕太刀で左足を前に出しながら脇構えをとっている受審者が複数いました。足の運用は、基本的なものです。全剣連「日本剣道形解説書」・「剣道講習会資料」を読み込んで、日本剣道形を稽古の一環として取り入れていただきたいと願います。

基本は「木刀による基本技稽古法」で、理合は「日本剣道形」を通して学んでいただき正しく強い剣道を身に着けていただきたいと願っています。今後の更なるご精進を期待しています。

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