令和3年度 第1回審査員研修会の開催報告及び審査・講習等に関する変更等資格取得について
令和3年5月22日(土)、午前9時から審査・講習会に関し、共通理解を図ることと、各自の資質の向上をねらいとして開催しました。
内容については以下のとおりであります。
1 令和3年度 審査・講習に関する変更事項
〇 剣道公認審判員講習会における講習生以外の模擬試合者の活用について
① その年度における重点事項を明確に絞り、そのねらいに応じて講習生以外(大学生・高校生・中学生・小学生等)を模擬試合者として活用する。
※ 令和3年度は、コロナ禍の状況を踏まえて、受講生以外の模擬試合者を活用せず、若手受講者から模擬試合をお願いしています。
〇 剣道称号受審資格について
受審日以前(2年間)に下記新剣連主催の講習会を受講した者
①公認審判員講習会 ②指導者講習会(指導法「木刀による剣道基本技稽古法」・日本剣道形) ③称号受審者講習会(座学) |
ただし、全剣連が行う社会体指導員資格(錬士は中級・教士は上級)の認定を受けた者は、②と③を受けたものとみなす。
※ 令和3年11月審査より適用となります。
〇 六・七・八段受審資格について
受審日以前1年間に下記新剣連主催のを講習会受講した者
①公認審判員講習会 ②六・七・八段受審者講習 ③指導者講習会(日本剣道形) |
※ 令和3年11月審査より適用となります。
2 昇段審査会における申し合せ事項を確認しました。
3 各種講習会について
「各種講習会実施要領」と「剣道公認審判員規程」を参照してもらうために配布しました。
4 指導実技1は「木刀による基本技稽古法」、指導実技2は「日本剣道形」を行い、指導のポイントを講師役・助手役になり、指導の資質の向上を図りました。
5 基本指導、相互稽古及び指導稽古
以上の研修会の内容でありました。まさにコロナ禍でありますが終息を願い、今年度は講習会、審査会が全て計画どおりに実施できますよう願っております。
ご多忙の中、真摯に研さんしていただいた審査員の先生方に感謝申し上げるとともに設営、運営をしていただいた地元の先生にこの紙面をお借りしてお礼を申し上げます。
審査・講習委員長 遠山 正宣