「令和四年の年頭にあたって」
一般財団法人 新潟県剣道連盟
会 長 浅 原 行 雄
明けましておめでとうございます。
会員各位におかれましては令和四年の新年をご健勝にお迎えの事とお慶び申し上げます。
コロナ禍の影響が秋風の便りが届く頃から年末に近づくにつれ、ワクチン接種が行き届いた影響か県内は下より全国的にも感染者数が徐々に減り始め一昨年来の不安が少し和らいだ気持ちで新年を迎えられたように思います。医療従事者の方始め、未だその影響で思うように稽古の出来ない職域の方、或いは制約を受けている方も多い中、剣道、居合道共に各地域の青少年の育成と自身の技量の向上、昇段に向けた講習会、そして昇段審査会と積極的に参加して頂きまして洵に有り難う御座いました。又、各事業担当の皆様には昨年は大変なご苦労とご面倒をお掛けしましたが、本年は新型コロナウィルス感染症の影響が改善して活動し易く成る事を願い、昨年にも優る協力を宜しくお願い致します。昨年は上越市の謙信公武道館で7月2日~4日に居合道七・六段昇段審査会並びに東日本地区講習会が行われました。また、翌月の21日・22日には同会場で11年振りに新潟県で剣道七・六段昇段審査会が行われ、本県からも多く受審され合格者がでました。今年も同会場で8月行われる予定です。多くの会員が積極的に各講習会等に参加して昇段審査に挑戦される事を期待しています。
剣道大会の開催に付きましては一般会員の大会は、ほぼ通常通りに戻りつつありますが、幼少年剣士が参加する大会が数多く中止となり、「運動離れ、剣道離れ」に拍車が掛らぬ様にと心配しているところです。中学生、高校生の全国大会が開催されて活気が戻りました今年こそ優勝・入賞者がより以上に出る事を期待しています。また、暫く大会等への出場から遠ざかっておりました警察官も昨年11月23日の全日本都道府県対抗剣道優勝大会予選会から参加されて安堵しています。
末筆になりましたが一年間、或いは二年間延期なった各地域の大会もありますが穏やかに大会・行事等が開催できるように又、新型コロナ感染症が治まり希望を膨らませる普通の生活に戻れるように祈念致しまして年頭の挨拶とさせていただきます。