会場:鳥屋野総合体育館 武道場

受審概況

審査段位 初段〜五段    受審者総数 49名 

合格率  83.6%

初 段 受審者   20名 合格者   20名 不合格者      0名 合格率   100.0%
弐 段 受審者   10名 合格者   10名 不合格者      0名 合格率   100.0%
参 段 受審者     6名 合格者      3名 不合格者      3名 合格率     50.0%
四 段 受審者     6名 合格者      5名 不合格者      1名 合格率     83.3%
五 段 受審者     7名 合格者      3名 不合格者      4名 合格率     42.8%

▷ 五段 合格者

桜井 克哉 (32) 警察剣道連盟
渋谷 浩栄 (48) 横越剣道連盟
増子 宗厚 (72) 村上剣道連盟
 
▷ 四段合格者
大濱 優輝 (22) 警察剣道連盟
田村 大志  (39)  白根剣道連盟
杉下 英倫 (50) 村上剣道連盟
山﨑るみ子 (56) 中条剣道連盟
皆川 朋宏 (58) 新潟市剣道連盟
【寸  評】

昇段審査の実施結果及び寸評(新潟) 
   
令和4年度、最初の昇段審査会が新潟市鳥屋野総合体育館武道場で開催されました。主管連盟の「新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドライン」に沿い、係員の協力を得て、初段から五段まで49名(形の再審査1名)審査を実施しました。
 初段20名、二段10名の受審者は実技、形、学科とも全員合格でありました。三段の受検者は6名中3名合格、四段は6名中5名合格、五段は7名中3名の合格でありました。初段、二段の実技について、昨年の同審査会場での寸評で「初、二段は切り返しを刃筋を意識して鍛錬し、尚且つ一足一刀のしっかりとした踏み込み足で打ち込みができるように鍛錬し、修得しておきましょう。」と指導しています。
 今回の審査においてはこの課題を鍛錬し修得されていて頼もしく感じました。「三段以上の受検者は理合のもと、打突の好機を逸することなく打ち切ることに心がけて欲しい。」ことと、「立会い時、始めの合図で「いち」、「に」の「さん」で打ち合いを繰り返していてはいかがなものか。」と指導しました。
 このことについても受審者が心得て立会をしており、内容が濃くなっておりました。したがって合格率も昨年よりよくなりました。形審査においては初段~五段まで全員合格でありましたが、学科について2名(5段)の方の再提出となりました。全剣連編「剣道指導要領」や「講習資料」、「日本剣道形解説書」等を基に日頃から勉強して、指導に誤りのないようにしておきましょう。

 30代、40代、50代、60代及び70代の年齢の受審者が半数以上ありました。女性受審者も多く合格しました。特筆したいのは72歳の受審者の理合にそった立会いに感動いたしまた。この度の審査会が無事終了することが出来ましたのも、主管新潟市剣道連盟の先生方のご尽力のお陰であります。紙面をお借りしましてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

           審査委員長 遠山正宣