日 時:令和4年11月6日(日)10:00〜11:30
会場:「両津総合体育館」

令和4年度 公認審判講習会・公認審判員認定審査会(佐渡会場)の開催報告

 11月6日(日)、佐渡市梅津の両津総合体育館において、4年度佐渡会場の公認審判員講習会と公認審判員認定審査会を開催しました。

 42名の受講者(内、認定審査受審者2名)を得まして、主管佐渡剣道連盟のご協力をいただき、新型コロナウイルス感染症拡大防止の徹底を図りながらの開催でした。

 講習の目的は新剣連主催及び後援大会等において、適正かつ厳正な審判ができるよう当講習会を受講していただき、正しい審判知識、所作等を会得してもらうとともに審判上の共通理解と「新型コロナウイルス感染症が終息するまでの暫定的な試合・審判法」の周知徹底を図ることでありました。

 冒頭、吉田仁主任講師は第1条(本規則の目的)の「剣の理法を全うしつつ」、「公明正大に試合をし」、「適正公平に審判する」についての図するところを詳しく語られました。

 さらに、「正しい判定をするためには」については、「剣道の稽古を積み重ねる(最重要)」、「審判員として正しい礼法、所作を身につける」、「正しく迅速な位置取りをする」等について指導がありました。また、失敗を恐れず積極的に審判を経験し、常に謙虚に反省し審判技量の向上に努めていただきたいと諭されました。審判実技については受講生全員が模擬審判をされ、それぞれが指導か所を修正しながらの納得の講習会となりました。

 公認審判員の認定審査会は2名の受審者で全員合格でありました。さらなる審判技能向上をお願いします。

 剣道を善導するのは審判が基軸かと考えます。日頃から「剣道試合・審判規則」、「同細則」「審判運営要領」、「剣道試合・審判・運営要領の手引き」をもとに経験を積み、良い審判を見学して研さん努力を切にお願い致します。

審査講習委員会 委員長  遠山 正宣