1.日 時 : 令和7年8月3日(日)
2.会 場 : 謙信公武道館(県立武道館)
3.審 査 : 初段~五段
4.審査方法 : 全日本剣道連盟段位審査規定及び審査細則
【合格率 77.4%】
初 段 | 受審者 37名 | 合格者 35名 | 合格率 94.6% |
弐 段 | 受審者 23名 | 合格者 22名 | 合格率 95.6% |
参 段 | 受審者 17名 | 合格者 7名 | 合格率 41.1% |
四 段 | 受審者 8名 | 合格者 3名 | 合格率 37.5% |
五 段 | 受審者 8 名 | 合格者 5名 | 合格率 62.5% |
▷ 四段合格者
西條 新太郎 | (20) | 上越市剣道連盟 |
渡邉 優斗 | (20) | 長岡剣道会 |
松澤 賢 | (39) | 糸魚川剣道連盟 |
▷ 五段合格者
伊藤 純樹 | (29) | 上越市剣道連盟 |
伊藤 愛梨 | (35) | 糸魚川剣道連盟 |
長井 雄介 | (38) | 小千谷剣道会 |
齊藤 裕樹 | (56) | 柏崎剣道連盟 |
木戸 克明 | (56) | 新潟市剣道連盟 |
《昇段審査会 上越会場 寸評》
令和7年8月3日(日):謙信公武道館(県立武道館)
各地の最高気温を更新する猛暑の中、謙信公武道館において昇段審査会が開催されました。まずは、準備・運営に当たられた上越市剣道連盟の皆さんに感謝申し上げます。立派な設営と細部に気配りの効いた運営により、会場内の空気が締まった素晴らしい審査会になりました。
上越の審査会は、直前に三日間の講習会を開催して、日本剣道形や基本をしっかり稽古して臨むことが出来ます。もちろん、三日間の稽古だけで受審段位に相応しい実力がつくわけではありませんが、集中して稽古する三日間の効果は、指導する側としても実感しているところであります。
審査前の注意では、何よりも大切なのは気迫であり、その表れである大きな発声についてお願いしました。審査員は、全員合格させようと良いところを見つけようとして審査をします。粗探しをするわけではありませんので「上手く行かなかったら・・・」「落ちたらどうしよう・・・」などということではなく、良いところを審査員に見せるために自分の全てを掛けてくれるように願ってお話しをしましたところ、中には、一般女性の初段受審者で、発声だけで合格を上げたくなるほど周囲を圧倒する気迫の方もいらっしゃって感動しました。
数字的には厳しい結果となりましたが、審査員が前述のような思いで審査した結果で、思いやりのある審査内容だったと思います。
不合格だった皆さんも、もう一歩の方が多いので、それぞれの師匠の指導を仰ぎ、なお一層の精進を重ねて再挑戦して頂きたいと思います。
審査委員長 伊藤 文博