令和 3 年度八段審査講習会 

日  時 :10 月 16 日(土) 午前9時~午後4時まで

会  場 :長岡市民体育館 武道場

対   象:令和 3 年 11 月 日本武道館にて八段審査会受審予定者及び受審資格年限に達していないものの、今後受審を予定している 七段受有者(受講者は 29 名)

講  師 :教士八段 山田義雄  教士八段 高橋直志

【寸  評】

合格を目指して  - 剣道八段受信者講習会 -

10月16日(土)長岡市民体育館において、本年度の新剣連事業計画に基づいて剣道八段受審者講習会を教士八段山田義雄、教士八段高橋直志、両先生に講師をお願いし開催いたしました。

瀬野専務理事から開講式で「審査会を間近に控えての本講習であります。受講者は実のある講習にしていただき、その成果を期待いたします。」と激励挨拶をいただきました。

 29名の受講者は終始、真剣に取り組み、修正・感得された様子がうかがわれました。 講習内容につきましては、午前は高橋講師の「八段審査における審査上の留意点」ついての講義と両講師による二次審査のビデオを見て各自合否を判定し、各自の観点と審査員の視点を確認、さらに評価の観点を講師から指導していただきました。続いて高橋講師による模擬審査をしていただきました。

 午後は山田講師による模擬審査を実施した後、立ち合いの在り様を「立礼し一歩踏み出す時の下半身の使い方から蹲踞、ノック・ドアーを開ける等」、解り易い表現方法で指導していただきました。「特に鎬の攻防からの実技は会得したい。」印象に残るものとなりました。その後、指導を得ての立合稽古と講師による指導稽古を行い全日程を終了致しました。受講された先生方におかれましては終始熱心に受講していただきありがとうございました。得るものが多々あったと確信しております。

終わりに会場設営等をしていただきました長岡剣道会の先生方にお礼申し上げます。向寒、皆様のご精武祈念申し上げます。

 

                審査・講習委員長 遠山正宣