会場:新潟鳥屋野総合体育館
審査段位 初段〜参段 受審者総数 238名 合格者数216名
合格率 90.7%
受審概況
初 段 | 受審者 115名 | 合格者 114名 | 不合格者 1名 | 合格率 99.1% |
弐 段 | 受審者 101名 | 合格者 97名 | 不合格者 4名 | 合格率 96.0% |
参 段 | 受審者 20名 | 合格者 5名 | 不合格者 15名 | 合格率 25.0% |
【寸 評】
受審者多数で2会場で行いました。熱気と暑さで会場はむせかえっておりましたが、それにもかかわらず観覧席で見守って下さった大勢のご家族の皆様に感謝申し上げます。
▷ 実技について
切り返しは概ね良好でした。講習会があったとのことで鍛錬のあとが見受けられました。しかし、一部の受審者の中には切り返しのやり方を知らないのでは?と思わせる方もいました。剣道の基本的な動作の総合的な稽古法である切り返しを正しく正確に行うようにしましょう。
蹲踞や立合いの時、開始線から足が出ている人がいました。注意しましょう。気剣体一致の打突は必修です。
▷日本剣道形について
各段で不合格者がありました。足さばきが間違っていたりしました。間違いが多かったのは一本目の形でした。最初の上段の構えが右上段と左上段が逆に構えていたり、残心に移行するところを失念した受審者がいました。剣道形を習得して稽古に活かしていただければと願っております。
▷学科試験について
事前記載方式でありましたが、1名の受審者におきましては、書き直しをしていただきました。
新潟市剣道連盟の先生方には猛暑のさなか、大勢の受験生を誘導していただき、無事審査を終了することができました。この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
審査委員長 遠山 正宣