会場:長岡市和島体育館
審査段位 初段〜参段 受審者総数 93名 合格者数 82名
合格率 88.1%
受審概況
初 段 | 受審者 48名 | 合格者 46名 | 不合格者 2名 | 合格率 96% |
弐 段 | 受審者 32名 | 合格者 28名 | 不合格者 4名 | 合格率 88% |
参 段 | 受審者 13名 | 合格者 8名 | 不合格者 5名 | 合格率 62% |
形不合格
二段 1名
【寸 評】
外の猛暑にも拘らず、主管三島剣道連盟のご配慮により支障なく審査が行われました。その中、受審者は気力の充実した実技を披露していただきました。
初・弐・参段につきましては、「基本を修習・修得・修錬し」となっておりその観点から、正しい切り返しが身についているかが最低限の条件です。それを通して「一足一刀の間合での継ぎ足なしの一拍子打ち」・「鋭い踏み込み打突」が可能となります。
残念ながら初・弐段で不合格となった方は、正しい切り返しが身についていないために、打突の機会を的確にとらえられず、鋭い打突ができず及第点に至りませんでした。稽古時に必ずやる切り返しです。正しく、練りこんでください。
参段につきましては、基本に裏付けされた対人技能が身についてきているかが加味されます。いわゆる理合に則った技が出せているかです。そこに日本剣道形を学ぶことの重要性が出てきます。なお、今回、形で1名(二段)の方が不合格となりました。
基本は「木刀による基本技稽古法」で、理合は「日本剣道形」を通して学ぶとともに知識においては(学科試験)、全剣連発行「剣道講習会資料」「剣道指導要領」「称号段級位審査規則・細則」「剣道試合・審判規則」「剣道試合・審判・運営要領の手引き」等を活用し、正しく強い剣道を身に着けていただきたいと願っています。今後の更なるご精進を期待しています。
審査委員長 加藤 治