1.日  時 : 令和2年11月3日(日)
2.会  場 : 両津総合体育館(佐渡市梅津)
3.  時   間   :    10:00〜11:40

【講習会について総評】

 コロナ禍により殆どの審判講習会が未実施になり憂慮しておりましたが、佐渡市剣道連盟会員の先生方のご支援、ご協力によりまして、昇段審査会と併せて開催することができました。

 講習は審判法と重点事項及び審判技術の基本とポイントのおさえ方。更に模擬試合による実際では、有効打突、禁止行為の見極めを主軸にしました。選手(試合者)監督及び応援観客の信任得る試合場に立つ審判員の動き、姿勢及び所作事を徹底して習得していただきたく全受講先生方に主審1回、副審2回お願い致しました。
 これに応えて質疑も多々あり、佐渡市剣道連盟の先生方の剣道に対する熱いものを感じました。
 打ち合わせの席上佐渡市剣道連盟からの申し出で模擬試合者の人数が足りないので佐渡高校の剣道部員を参加させてもらえないかという申し出があり、協力していただきました。部員たちも、日頃、疑問に思っている審判のありようを、その事実行為を体現し審判員講師に提起し、伺うなど共々に勉強していた光景は剣道の将来の発展を感じました。

 公認審判員審査受審者は1名でした。若い先生でしたが有効打突の見極めも良く、位置取り、姿勢、所作事など的確であり相当勉強されたものが表れていました。見事合格でした。聞けば佐渡島内での大会は年3回とのことでした。今年はコロナ禍により総て中止とのことですが、明日の剣道大会に備えて怠りなく講習を受講している先生方を目の当たりにし佐渡市剣道連盟の底力を感じました。

 終わりに、実のある講習ができましたことはひとえに菊地佐渡市剣道連盟会長はじめ会員の皆様の積極的なご協力があればこそであり、ここに紙面をお借りしましてお礼と感謝を申し上げ評とします。

 審査講習委員長 遠山 正宣