会場:上越市謙信公武道館

受審概況

審査段位 初段〜五段    受審者総数 178名 

合格率  84.2%

初 段 受審者   67名 合格者   65名 不合格者      2名 合格率   97.0%
弐 段 受審者   66名 合格者   63名 不合格者      3名 合格率   95.4%
参 段 受審者   22名 合格者     10名 不合格者     12名 合格率   45.4%
四 段 受審者   15名 合格者     7名 不合格者      8名 合格率   46.6%
五 段 受審者     8名 合格者     5名 不合格者      3名 合格率   62.5%

▷ 五段 合格者

加藤 悠祐 (24) 上越市剣道連盟
長谷川祥吾 (26) 上越市剣道連盟
川瀬 信彦 (37) 糸魚川剣道連盟
永井  哲 (48) 横越剣道連盟
小柴 智 (63) 五泉市剣道連盟
 
▷ 四段合格者
 
鈴木 碩斗 (22) 上越市剣道連盟
杉本 響太 (22) 新潟市剣道連盟
戸田  葵 (26) 南魚沼市剣道連盟
小松 聖弥 (27) 上越市剣道連盟
佐藤 慶太 (30) 魚沼市剣道連盟
長井 雄介 (34) 小千谷剣道会
齊藤 裕樹 (52) 柏崎剣道連盟
 
【 寸  評 】

 勢いを増してきた新コロナウイルス感染症拡大予防を図り、昇段審査会を全剣連のガイドライン及び上越市剣道連盟ガイドインに沿って、謙信公武道館にて開催致しました。
 主管の上越市剣道連盟の行届いた運営により、無事実施できましたことに対し感謝申し上げます。

開会式では主管久保田上越市剣道連盟会長から合格への激励をいただき、全館空調の大道場で、熱中症および密になることもなく、受審者も快適に受審することができました。また、密集を避け各段の受付時間をずらしていただき、実施致しました。
 初・弐・参段につきましては、「基本を修習・修得・修錬し」となっており、その観点から正しい切り返しが身についているかをみています。切り返しは剣道の基本動作の総合的な稽古法です。初心者も熟練者も欠かすことのできない大切な稽古法です。今回初段で不合格となった人は、まず正しい切り返しを身につけていただきたい。さらに弐段・参段につきましては対人技能が身についているかが審査の観点となります。

 四・五段は、基本を身に着け、更に修錬を加えた上での対人技能・応用技能が身についているかが評価の対象となります。理合に則った技が出せているかです。日本剣道形の審査は二段1名が不合格でした。他の実技合格者は初段から五段まで合格(再審査2名を含む)でした。日頃の稽古に形稽古を取り入れ形の本意を理解していただければと願っております。
今回、学科試験再提出者が出ております。剣道を理解する上での大切な学科試験です。怠りませんように。

          審査委員長 遠山正宣