日 時 令和8年2月15日(日) 受付9:00~
会 場 黒埼地区総合体育館
新潟市西区金巻746-1
講 師 主任講師 高橋 直志 教士八段
講 師 吉田 仁 教士七段
【講師寸評】
令和7年度指導者講習会 新潟会場
令和7年度2月 指導者講習会 総評
この度の講習会には、3段3名、4段2名、5段11名、6段20名、7段56名、合計92名の先生方からのご参加をいただきました。
暖房設備のない体育館での開催となりましたが、受講生の熱気が体育館を温め、寒さを感じさせない熱気あふれる講習会となりました。
まず、冒頭、堀隆行先生から中学校部活動の地域移行に関する現状と課題についての講話をいただきました。少子化に伴う剣道人口の減少に追い打ちをかけるような中学校部活動の縮小・廃止、そして地域移行についてのお話から、今後私たち指導者の果たすべき役割や自己研鑽の重要性を再認識させられる時間となりました。堀先生におかれましては、端的明確なご説明に感謝申し上げます。
続いて高橋から、剣道修錬における日本剣道形の重要性とその取り組み方についての講話をさせていただきました。併せて、大日本帝国剣道形を制定するにあたってその中心的な役割を果たされた根岸信五郎先生が長岡藩出身であること、根岸信五郎先生が創設された有信館の長谷川壽範士九段や後に三羽烏と称された中島五郎蔵範士九段もまた新潟県出身であることから、もっと本県は日本剣道形の修錬に重点的に取り組むべきである(本県の特性・独自性の創出)というお話をさせていただきました。
その後、その講話の流れから午前太刀の形、午後小太刀の形に分けての実技研修に入りました。ただし今回は、指導上の留意点、陥りやすい注意点、指導上使うべき文言、解釈、実際の技への応用、そして正しく示範するためのポイント等、あくまで指導者養成に主眼をおいた研修にさせていただきました。最後に木刀による基本技稽古法の研修を1時間ほど行い、合同稽古を40分間実施し、無事閉会となりました。
この度の講習会は、「剣道形を習いに来た」という受講生は少なく、「剣道形を如何に正しく指導できるようになるか」というより高い目標を持たれた受講生が大半を占め、本県高段者の技術力と意識の向上に驚かされるものでした。また、合同稽古会においても、先生方各人の稽古に取り組む個々のテーマやその工夫・意識が随所に見られ、互いに有意義な時間をすごすことができました。改めて先生方の日頃の剣道修練に対する真摯な姿勢とその取り組みに敬意を表するとともに、今後の本県剣道の正しい継承・発展にご尽力いただきますことを心よりお願い申し上げます。この度は、ご参加いただき、誠に有難うございました。
本講習会主任講師 高橋 直志


















